疾患と治療に関するQ&A

SAS睡眠時無呼吸症候群

CPAP療法とはどのような治療法ですか?

閉塞性睡眠時無呼吸症候群に使用される治療です。専用のマスクを介して気道内に加圧した空気をおくりこんで、気道が閉じることを防いで、これにより無呼吸を取りのぞく療法です。もちろん睡眠中のみの使用ですので、日中は通常の生活ができます。

気道を広げるための必要な空気の圧力は患者さんごとに異なりますので、医療者が患者さんの睡眠状態を診ながら必要最低限の圧力を決定します。最近の機種では、自動で送りこまれる空気の圧を調整してくれます。この圧力を設定した晩から無呼吸や眠気などの症状が劇的に改善する方が多いです。気道の閉塞が解除されることで、心臓にかかる負担が著明に減少し、心臓病や脳卒中のリスクを健常者なみに減らすことができます。

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