疾患と治療に関するQ&A

不整脈

不整脈に効く薬はありますか?

不整脈を予防したり、停止させたりする薬を抗不整脈薬と呼びます。現在、抗不整脈薬にはたくさんのものがあり、約20種類もの薬が不整脈を治療する目的で使われています。

抗不整脈薬が他の薬剤と異なる点は、1種類の薬物で治療するのが基本であるという点です。高血圧、糖尿病などでは薬の効果が不十分な場合、他の薬剤をさらにあわせて服用して頂くことが多いのですが、抗不整脈薬は効果がない場合は他の全く異なる薬剤に変更することが基本です。

くすりの飲み方、注意点

医師は不整脈の種類やその他の検査結果に基づいて、最良と考える薬剤を多くの薬剤の中から選んで処方しています。しかし実際に服薬する前にその効果を完全に予想することはできません。もし効果がない場合には、他の異なる薬剤に変更しなければならないでしょう。

その判断のためには、実際に薬を飲んでから不整脈はどのようになったか、体調はどのようになったか、検査はどのようになったかなどを把握する必要があります。処方が開始された時にはきちんと服用した上で、体調を自分自身でもチェックするようにしましょう。

不整脈は、血圧や血液検査のように数字では表せませんし、診察をしてもその時不整脈がなければ分かりません。
不整脈の治療は、あなたと主治医の先生の協同作業が必要となります。

薬の副作用

医師は安全と考える薬を選んでいますので、決められた通りに服用すれば心配することはありません。しかし、服用することを忘れたからといって1度に決められた以上の量を飲んだりすることは大変危険ですので絶対にしないでください。副作用は薬の種類によって異なりますが、口渇感(口のかわき)、便秘、尿が出にくくなるなどが原因で、かえって不整脈が出やすくなったり、めまいを起こすことまで様々なものがあります。もしこのような症状が気になる時には薬を飲むことを中止してすぐに主治医に相談して下さい。

不整脈全般につきましては、
スペシャルサイト心電図異常と言われたらも、ご参照ください。

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