疾患と治療に関するQ&A

心不全

運動を頑張ってやっていますが、大丈夫ですか?

適切な運動を行なうことは、血液循環を促し心肺機能を高めるために大切なことです。運動療法(心臓リハビリテーション)を行うことで、運動中の心臓の負担を軽減し、運動能力を改善させることによって心不全を起こしにくい体をつくることができます。しかし心不全の患者さんは、運動のしすぎ(オーバーワーク)によって心不全が悪化することがあるので、過度な運動(強すぎる運動や長時間すぎる運動)はよくありません。どの程度の活動や運動であれば問題ないかは患者さんによって異なりますので主治医やリハビリ担当スタッフへお尋ねください。

最重症の心不全の患者さんでは、日常の軽い動作も心臓に負荷をかけてしまいます。例えば食事をとる、排便をする、入浴をする、運動をするなどは1つの動作だけでも心臓に負担をかけます。これらの動作を続けて行なうと、心臓に大きく負担がかかり、心不全が悪化してしまうリスクになります。これら1つの動作をしたら、ある程度休んでから次の動作を行なうことで、心臓の負担を減らすことができます。心臓に負荷になる動作をしたら必ず休憩をはさむようにしましょう。

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