心臓病と生活習慣

生活習慣に起因する虚血性心疾患の予防方法

あなたは虚血性心疾患と聞くとどんな症状を思い浮かべますか?

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが「狭心症」「心筋梗塞」という病名を聞くと、ピンとくるかもしれません。

虚血性心疾患とは、冠動脈が狭まったり閉じてしまったりすることで心臓の筋肉である心筋への血液の流れが悪くなり、必要な血液の量を下回った状態を指します。

自覚症状のないまま、狭心症や心筋梗塞を発症してしまう恐れがあります。

多くの場合は動脈硬化によって引き起こされる症状です。
動脈硬化を予防することが、虚血性心疾患を防ぐ第一歩。
まずはご自身の生活習慣から虚血性心疾患を予防しましょう。

生活習慣の危険因子

生活習慣の危険因子と呼ばれているものが、食生活の乱れ、喫煙、運動不足の3つ。この3つの危険因子は悪玉コレステロールを増やし内臓脂肪を蓄積させてしまいます。

食生活の改善

脂肪分に注意

お肉や乳製品などの動物性脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸を摂取しすぎると、血中に悪玉コレステロールが増えて動脈硬化を促進してしまいます。

塩分に注意

血中の塩分濃度が高くなると、血圧上昇に繋がり高血圧の原因に。
高血圧は様々な生活習慣病の起因となります。

糖質に注意

炭水化物などの糖質は、過剰に摂取すると血液中に中性脂肪を増やしてしまい、脂質異常症や糖尿病を引き起こす原因になります。

野菜と魚中心の食生活が◎

脂肪分・塩分・糖質を控えた食事をするにあたり、おすすめな食品は野菜、大豆、海藻類、魚介類です。

野菜には塩分を排出させる機能を持つカリウムが多く含まれていて、海藻類には血圧を調整する機能を持つマグネシウムが多く含まれています。
そして魚には血流を良くする働きをもつEPAとDHAが多く含まれています。
これらの食品を意識して摂取することで、食生活改善に繋がります。

また、大豆は畑の肉と呼ばれるほどタンパク質が豊富な食品。
お肉を豆腐で代用したり大豆ミートに変更したりすることで、低脂肪・高タンパクな食生活を送ることができます。

塩分を減らした食事はどうしても薄味になってしまいます。
出汁を上手に活用して、塩味ではなく旨味を感じる食事を心がけましょう。

「ついついランチでラーメンやハンバーガーなどを食べてしまう」
「一人暮らしで野菜と魚を食べていない」

そんな方も多いと思います。

無理することなく、ランチメニューをちょっと変えたり違うお店を選んでみたり、定食屋さんでは野菜・魚を頼むなど、日々の暮らしに取り入れてみてくださいね。

各種アレルギーや持病をお持ちの方は、一度医師にご相談ください。

喫煙習慣の改善

タバコの煙に含まれるニコチンや一酸化炭素は、血液の流れを悪くする作用があります。

動脈硬化の進行や血栓を防止する善玉コレステロール値を改善させるためにも、まずは喫煙習慣の改善からはじめましょう。

本数を減らすだけでも効果はありますが、副流煙による周りへの影響を考えると一番の理想はタバコをやめることです。

ご自身の健康と周りの方の健康のためにも、第一歩を踏み出してみませんか?

運動不足の改善

運動不足により筋肉量が減少すると、基礎代謝が悪くなります。

基礎代謝が悪いと脂肪燃焼作用・血液循環作用も悪くなり、太りやすく内臓脂肪のつきやすい身体になってしまいます。

身体を動かす時間が取れないという方は、日々の暮らしの中で身体を動かす癖をつけてみましょう。

例)

  • エレベーターではなく階段を利用する
  • 歩くスピードを少し早める
  • 朝10分早く起きてラジオ体操を行う

生活習慣の改善で虚血性心疾患を防ぎましょう

いかがでしたか?

全ての危険因子に当てはまる方も、結構多いのが現状です。
一気に全ての生活習慣を変えるのは難しく、無理をすると長続きしません。

まずは健康を意識するところから始まります。
少しずつ取り入れてみて、自分に合う方法を探していきましょう!

気になる症状がみられたら

気になる症状がある場合は、
早めの受診をおすすめします。

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