心臓病かも?と思ったら

家庭用心電計を活用した心臓病予防に注目!

「病院に行かないと心電図って測れないの?」
「動悸が起きたときにすぐ心電図を測りたい」

このような疑問や要望を持たれる方へ。
本記事では、いつでもどこでも簡単に心電図を計測できる「家庭用心電計」の有用性について解説します。

家庭用心電計とは?

家庭用心電計は、小型の携帯型心電計で、日常生活の中で携帯することで、いつでもどこでもあなたの心電図を記録することができます。

例えば、家庭や外出先で動悸などの症状が起きた時、その時の心電図波形を測定することができるため、それを専門医に見せることで的確に診断してもらうことが可能となります。

また、家庭用心電計は市販されているため、誰でも購入して使用することができます。

家庭用心電計は「だれでも」「いつでも」「どこでも」心電図の計測ができる器械です。

病院の心電図検査との違いは?

健康診断や病院で受けられる心電図検査には「12誘電心電図」が使われています。

12誘電心電図検査は、両手首・両足首と胸部6か所の計10か所に電極を装着し、12種類の波形を記録します。

この12誘電心電図検査ですが、患者さんがベッドに寝て安静にしているときの波形しか測定できません。

また、その測定時間も30秒~1分ほどのわずかな時間です。

よって、「夜間や早朝」「運動時」「たまにしか起こらない不整脈」などの心電図記録が困難となります。

12誘電心電図検査の欠点を補う一つに、24時間心電図を記録する「ホルター心電図検査」があります。

しかしながらホルター心電図検査では、多数の電極とコードを1日中装着して記録を行うため、長期間いつでもどこでも、という簡便性がありません。

一方「家庭用心電計」は、2つの電極間の1誘導(1方向)で測定するものが主体で、電極やコードの身体への装着が不要となります。

家庭用心電計は、12誘電心電図やホルター心電図に比べて得られる情報は少ないですが、携帯しながら、動悸や胸痛が起きたときにすぐ計測できるところに大きな価値があります。

家庭用心電計の測定方法

それでは、家庭用心電計の測定方法について簡単に解説していきます。

測定箇所

家庭用心電計は、身体のどの位置に電極を当てて測定するかで得られる情報が変わってきます。

電極を当てる場所はメーカーにより差が見られますが、不整脈発作の診断を主体とする場合には体表のどこでも可能です。

例えば、オムロンヘルスケアの製品(HCG-801)では、右手の人差し指を一方の電極に当て、もう一方の電極を左乳頭から5センチ下の部分に当てます。

その状態で測定スイッチを押して、約30秒待つことで測定が完了します。

とても簡単ですね!

測定における注意点

測定時の注意点を挙げておきます。

  • 計る面をぴったり肌に合わせること
  • なるべく力を抜いて器械が動かないようにすること
  • 器械に強く押し付けないこと(力が入り過ぎると筋肉の電気が解析を邪魔してしまいます)

上記の点に注意しながら、きれいな心電図が記録できるコツを学んでいきましょう。

測定のタイミング

家庭用心電計には、何か症状があったときに心電図をチェックする「イベント心電計」の面と、症状がなくても任意にチェックする「モニター心電計」の面があります。

心電図の測定は、健康チェックのためであれば朝1回、動悸や胸痛などの気になる症状があればそれらが現れたときに測ってみましょう。

測定結果について

測定した心電図は機器の内部で解析され、判定結果がメッセージで表示されます。

一般的に「異常なし」の判定が出た場合は、ほとんど問題がないと考えてよいです。

それ以外の結果であれば、心電図波形を医師にみてもらう必要があります。

また、動悸や胸痛などの気になる症状が出ているときに測定した結果であれば、医療機関に持って行くことで医師にとっての貴重な診断情報となります。

心電図機能を搭載したウェアラブルデバイスにも注目

最近では、心電図機能を搭載したスマートウォッチも販売されています。

Apple Watchの「心電図」アプリでは、ユーザーが手首の上で心電図を計測することが可能となります。

写真にあるように、デジタルクラウン(本体側面にある回せるダイヤル)に搭載された「電気心拍センサー」を使用して心電図を計測します。

使い方は非常に簡単で、アプリ起動後、デジタルクラウンに人差し指を当て、そのまま30秒待つと計測が完了して結果(心電図の分類)が表示されます。

心電図の分類には「洞調律」「心房細動」「高心拍数または低心拍数」「判定不能」「記録状態が良好でない(心電図バージョン 2のみ)」のパターンがあります。

そのほか、その時の「症状」を自分で入力することもできます。

心電図波形、分類および症状の記録はiPhoneのヘルスケアAppに保存でき、その情報をPDF形式で医師と共有することも可能です。

普段は時計として身につけながら、気になったときに心電図を記録し、さらには重要な情報を医師に共有できるため、簡便性・利便性の高いツールといえます。

Apple Watch(Series 4以降、SEを除く)をお持ちの方は、ぜひ本機能を活用してみてください。

心電図波形の診断には専門的知識が必要となります

不整脈は心電図を計測する機会が多いほど発見される可能性も高くなります。

家庭用心電計で日常チェックをすることで、自覚症状のなかった心臓病を発見できるかもしれません。

本記事を読んで気になった方は、心臓病予防としてぜひ家庭用心電計を活用してみてください。

なお、記録した心電図波形の診断には専門的知識が必要となります。

異常と判定された心電図波形については、自分だけで判断せず、専門の医療機関に持って行き診てもらうようにしましょう。

気になる症状がみられたら

気になる症状がある場合は、
早めの受診をおすすめします。

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