心研データベース

 平成16年6月よりご来院の患者さんにご協力を賜り、予後調査を開始いたしました。
 予後調査により「Shinken Database(心研データベース)」を構築し、日本における循環器疾患に関するコホート研究を行っています。

 当研究所では「日本の循環器疾患治療の現状を把握し、その向上に努める」という目的のため、受診者の方々が現在ご健康に過ごされているかを定期的に調査(予後調査といいます)させて頂いております。
 病気を治療する目的は、最終的に患者さんの得られる幸福にあります。最近まで、このような治療効果については短期的な効果(数ヶ月~1年)を目標にしてきましたが、このような治療効果が数年から十数年という長期間に渡っても持続しているのかどうか、については世界的にもあまり判明していないのが実情です。

 そこで、公益法人である当研究所では、実際に現在行われている治療の長期的効果を明らかにする義務があると考え、循環器疾患としてご来院されていた患者さんに、その後も大きな出来事が生じていないかどうか(予後)を長期的に調査し、今後の日本における診療向上に役立てたいと考えております。

 pdf 研究実績

◆心研データベースに関するお知らせ

テーマ(研究課題):都心の循環器専門病院入院患者を通してみる循環器疾患診療における課題抽出を目的としたコホート研究
研究責任者 鈴木 信也
対象となる患者様 心研データベース研究参加に同意をいただき、かつ2010年2月~2018年6月に心臓血管研究所付属病院に入院された患者様
研究目的・方法

2010年2月~2018年6月の入院データのうち、心研データベース研究対象者の患者様によるものを後ろ向きに収集し、「心研データベース ver. 2 コホート0」として治療の現状、予後、予後のリスク因子などを分析します。
(2018年7月以降にご入院された患者様に対しては、同意書をいただき、前向きコホート(心研データベース ver. 2 コホート1)としてデータ収集し、同様の分析をさせていただきます。

研究期間

心研データベース研究は2004年6月から開始された観察研究です。とくに研究終了の年限を定めておりませんが、1年ごとに倫理委員会に研究進捗状況の報告を行い、4年ごとに研究設定の見直しを行いつつ、データの収集を継続していく予定です。各患者様に対しては10年間の経過観察を予定しております。
「心研データベース ver. 2 コホート0」における、データ収集を後ろ向きに行ったあとの予後観察は、この心研データベース研究の一部として行われます。(それぞれの患者様の初診日から10年後までが予後観察の期間であり、2018年6月初診の患者様の観察終了は2028年5月となります)。

研究に用いる試料
・情報の種類
電子カルテに記録された日常診療のデータを用います。患者様個人が特定されるような情報は含みません。
お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますので、お申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて、患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
【紹介先および研究への利用を拒否する場合の連絡先】
(公財)心臓血管研究所付属病院 循環器内科・心研データベース管理室 室長 鈴木 信也

  〒106-0031 東京都港区西麻布3-2-19     TEL:03-3408-2151(代表)