
私たちの手術室には、日頃から外科医や看護師が数多く見学に訪れます。
先日は、当院で施行した弓部置換術に、東京マルファンネットワーク/湘南藤沢徳洲会病院の服部滋先生、そして大学病院からもう1名の見学の先生が来訪されました。
午前中に弓部置換を施行し、要所を解説しながら2時間台で手術を終了しました。術後経過も良好で、私たちが日々考え続けている定型化した弓部置換術を実際に見ていただけたことは大変有意義でした。
午後からは、服部先生に腹部ステントグラフト(新機種)のプロクターをお願いし、こちらも順調に進行し無事終了しました。
いずれの症例も、術後早期に人工呼吸器を離脱でき、患者さんの回復は良好な経過となりました。こうした結果は、手術の標準化とチーム全体の連携が形となって表れたものであり、見学の先生方にもその一端を感じていただけたと思います。
術後のディスカッションでは、各施設での工夫やアプローチを意見交換し、私自身も多くの学びと刺激を受けました。こうした交流は、私たち医療者の技術と知識を常にアップデートし、患者さんへ提供できる医療の質をさらに高めるうえで欠かせないものです。
手術室でしか得られない学びがあり、見学をご承諾いただいた患者さんには心より感謝申し上げます。
東京マルファンネットワークの活動を通じ、今後も全国の患者さんにより良い治療を届けられるよう努めてまいります。





