東京都港区の循環器内科、心臓血管外科、心臓血管研究所付属病院は虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心不全などの心臓病を専門とし、心臓カテーテルなどを行っています。

〒106-0031東京都港区西麻布3-2-19
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循環器内科(心不全)


当院の体制

循環制御部門は、心不全・狭心症・心筋梗塞症・開心術後の患者さんを対象に、下記の検査と治療を行っています。

スタッフ紹介

医 師
小池 朗、上嶋 徳久

心肺運動負荷検査(CPX)

従来の運動負荷検査は、運動中の心臓のみを、心電図と血圧測定によって調べ、異常がないか、異常の程度がどれくらいかを把握し、どの程度の運動まで安全に行えるかを評価するものでした。
当院で実施する心肺運動負荷検査(CPX)は、自転車エルゴメータまたはトレッドミルで心臓と肺に負荷をかけながら、顔に装着したマスクをもちいて呼気ガスの分析をおこなうことで、運動中の心臓だけでなく肺をも、検査することができます。
運動中の心臓にとって、最も重要な役割を果たす器官は酸素を運ぶ肺です。CPXによって心肺をあわせての検査をすることで、より詳細なデータが得られ、正確な異常の把握ができ、安全な運動の程度について精度の高い評価が行えます。
CPXにより、心不全を有する患者さんの場合、心不全の重症度の評価も可能です。心臓リハビリテーションを行う患者さんにとっては、個々の患者さんの病状に応じた「日常行うべき適度な運動の強さと量」の適切な設定が可能です。
当院では、約800名の患者さんに対して本検査を行いました。(2009年度)

心臓リハビリテーション(運動療法)

心臓リハビリテーションは、心臓の手術を受けられた患者さんや狭心症・急性心筋梗塞発症後の患者さんに対して、運動療法を中心に、心臓やからだの機能の回復と手術後・発症後の経過をよりよいものとすることを目的としておこなう、保険で認められた治療です。心臓リハビリテーションは比較的新しい治療法ですが、最近多くの医療機関で導入されつつあります。また最近では、回復の見通しの良くない拡張型心筋症などが原因で心不全の症状がでている患者さんに対して、心臓リハビリテーション行ったところ、病状の改善に効果があったという例が数多く報告されています。
10年以上前から心臓リハビリテーションを日本におけるさきがけの先駆的な施設として広く知られています。2010年度は入院患者さんを対象に1,609件、外来患者さんを対象に2,021件の治療を実施し、また、近隣の医療機関からも心臓リハビリテーション適応の患者さんを数多くご紹介いただいています。なお、当院では、上記の病気以外でも、生活習慣病など適切な運動が心臓病の予防に必要と判断される患者さんに対しては、積極的に運動指導を行っています。

睡眠時無呼吸症候群の検査と治療

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止した状態が断続的に繰り返される病気です。 2003年に新幹線の運転手がこの病気のために居眠り運転をしたことで、日本でも有名になりました。心臓に病気のある患者さんは睡眠時無呼吸症候群を合併しやすく、特に、心不全を有する患者さんにこの病気が生じると、心不全に悪影響を及ぼし、病状の回復の見通しを悪化させる場合があります。睡眠時無呼吸症候群の検査と治療に積極的に取り組む当院では、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある患者さんを対象に、一泊入院でスクリーニング検査(簡易型睡眠ポリグラフィー)を行っています。

心不全とは

心不全とは、心臓がポンプとしての働きを果たせなくなった結果、起きた体の状態を言います。
血液は酸素と栄養を体の各部位に運ぶ役割を持っていますが、その血液を循環させるポンプの機能を持っているのが心臓です。
心臓は必要な量の血液を送り出す働きと、そのために必要な量の血液を受け取る働きの2つの働きをしていますが、何らかの原因によりその働きが落ち、ポンプとしての機能が低下すると、心臓が送り出す血液の量が少なくなります。このとき、人間の体は送り出す血液の量の低下を食い止めようとし、心臓や肺をめぐる血液の量を増やすために手足の血管を収縮させたり、1回の脈拍で送り出す血液の量の低下をおぎなうために脈拍数を増加させたりします。
これらの手段により、一時的には送り出す血液量は保ったとしても、長期的にはかえって心臓の負担が増大し、ポンプとしての機能が低下し、心不全の症状が現れてきます。

【心不全の原因】
心不全の原因は様々です。狭心症や心筋梗塞、弁膜症などの心臓病をはじめ、高血圧で長年、心臓に負担がかかっているような場合でも、ポンプとしての機能が落ち、心不全の原因となります。
また、心臓の機能の低下に、過度のストレスや過労などの要因が加わって、心不全の症状があらわれ、深刻な事態を引き起こすことも多くあります。

【心不全の症状】
心不全で現れる症状も、心不全の原因と、それによる心臓の機能低下の程度が患者さんによって異なりますので様々です。酸素と栄養を運ぶ血液がいきわたらなくなったために、疲れやすくなったり、だるさを感じたり、動悸を覚えたりといった症状があらわれたり、血液のめぐりが悪くなってとどこおり、うっ血をおこした部位によって、肺のうっ血であれば、息苦しさを感じたり、肝臓のうっ血であれば、おなかが張ったりといった症状があります。

【心不全の症状】
心不全で現れる症状も、心不全の原因と、それによる心臓の機能低下の程度が患者さんによって異なりますので様々です。酸素と栄養を運ぶ血液がいきわたらなくなったために、疲れやすくなったり、だるさを感じたり、動悸を覚えたりといった症状があらわれたり、血液のめぐりが悪くなってとどこおり、うっ血をおこした部位によって、肺のうっ血であれば、息苦しさを感じたり、肝臓のうっ血であれば、おなかが張ったりといった症状があります。

クリニカルパス

当院では、クリニカルパスを導入しています(日本クリニカルパス学会法人会員)。
クリニカルパス(clinical path)とは『疾患別の入院治療計画』のことで、予め入院計画表を患者さんに渡し、入院から退院までの経過がわかるようになっています。当院のクリニカルパス委員会は、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・医事課・医学情報室の各メンバーで構成され、患者さんへのサービス向上・チーム医療の促進・安全な医療提供が行えるように努めています。現在使用しているクリニカルパスは以下のものです。(2005年5月)

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